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教育・文化
2014年11月12日(水)9:00

自己実現につなげる

71事業所でインターンシップ/宮高2年生


取材の仕方や記事の書き方などを学ぶ村山君=11日、本社編集部

取材の仕方や記事の書き方などを学ぶ村山君=11日、本社編集部

 高校生が事業所などで就業を体験し、将来の職業観や自己実現につなげる宮古高校のインターンシップが11日から市内71事業所で始まった。2年生265人が参加し、各職場で働く人たちと一緒になって仕事に取り組んだ。

 このうち、宮古毎日新聞社では村山京太郎君が編集部の仕事を体験した。記者と同行し、市役所平良庁舎や宮古島署、海上保安署、消防署などを訪問し、担当者に自己紹介をしたり質問したりした。

 村山君は「記者はアポなしでいろいろな所に行けることにびっくりした。そうなるには相手との信頼関係が必要だと感じた」と話した。

 取材を通して「防風林の日」が11月の第4木曜日であることや、城辺西東地区では約3500本の防風林が植えられているが、塩害などで枯れている木が多いことから約1700本を補植するということも知った。

 職場体験は13日までの3日間。村山君は編集部のほか、広告部、整理製作・情報メディア部、販売部、販売事務部、印刷部などでそれぞれ就業体験する。

 生徒たちはインターンシップに備え、地域の人たちを講師に迎えての職業講話やマナー講習会で事前講習を受けた。

 担当教諭の川端俊一さんは「生徒たちは身だしなみやあいさつの大切さを事前に学んできた。各職場では日常では違う刺激を受けて学校では学べないことを学んでほしい」と話した。


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