12/14
2025
Sun
旧暦:10月25日 仏滅 丁 
社会・全般
2014年11月28日(金)9:00

荷川取さんの短編小説がSFファンタジー大賞に/RBC

ラジオドラマ化、来月14日放送


琉球放送創立60周年記念「SFファンタジー大賞」を受賞した荷川取さん=26日、平良東仲宗根の自宅

琉球放送創立60周年記念「SFファンタジー大賞」を受賞した荷川取さん=26日、平良東仲宗根の自宅

 宮古島市平良の荷川取雅樹さん(47)が書いた短編小説「病院鬼ごっこ」が、琉球放送(RBC)の創立60周年を記念する「SFファンタジー大賞」に決まった。作品はラジオドラマ化され、12月14日午後4時からRBCiラジオで放送される。荷川取さんは26日、本紙の取材に「表彰されて実感が湧いてきた。自分の小説がラジオドラマ化されるのは楽しみ」と喜びを語った。

 「病院鬼ごっこ」は、「病院の中で鬼ごっこをする幹太が、『こわいおばさん』から逃げるように飛び込んだ病室で、そこにいた『2人のおじー』に伝言を頼まれる。その伝言の意味とは…」

 荷川取さんは「何年か前に病院の待合室で見た、子供たちの追い駆けっこがなぜかずっと印象に残っていて、何かストーリーにできないかと思っていた」と話した。

 「締め切りぎりぎりの完成だったので、二つほど物語の要素を切った。ファンタジー色が薄く、かなり地味な作品なので受賞にはびっくりした」と語った。

 「受賞の知らせを聞いた時は実感が湧かなかったが、日が経つにつれ徐々に湧いてきた」と荷川取さん。「ジャンルにとらわれず、書けるものを書いていきたい」と意気込みを示した。

 全国から222点の応募があり、第1次審査で12点に絞り、その中から大賞1点、優秀賞2点、審査員特別賞1点をそれぞれ選んだ。

 荷川取さんは2005年に、初の短編小説「前、あり」で、第33回琉球新報短編小説賞を受賞している。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!