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産業・経済
2014年12月21日(日)9:00

2014年 沖縄観光700万人突破へ

宮古観光も堅調推移/島内入域客、前年上回る勢い


宮古島への入域観光客はチャーター機就航の増便などで今後、さらに増加することが見込まれている(資料写真)

宮古島への入域観光客はチャーター機就航の増便などで今後、さらに増加することが見込まれている(資料写真)

 県文化観光スポーツ部は19日、2014年1~11月までの県内入域観光客数を発表した。それによると11月までの入域数は前年同期比を10・3%増加し、650万7000人となり、13年の1年間(1~12月)の観光客数641万3700人を既に上回り、過去最高を更新していることが明らかとなった。県は12月までの今年1年間で、入域観光客数は初の700万人を達成するのは確実な状況とみている。一方、宮古島への入域観光客数も月別の値で4~11月まで連続して前年同月を上回っており、前年度値の40万391人を上回るのは確実な状況だ。

 入域観光客数は県は暦年単位で、宮古島市は年度単位で集計を行っているため、単純比較はできないが、市観光商工局の下地信男局長によれば、市の月例集計を見た範囲では11月まで着実に増加しており、「この数年の推移と比較しても着実に伸び調にある。オリックスのキャンプ地取りやめが今後、どの程度影響するかは未知数だが、入域客数が増加していることには間違いはない」と説明した。

 宮古島入域観光客数の増加背景として①一括交付金を活用しての宮古観光誘客プロモーションの効果②LCC(格安航空会社)参入による航空運賃の低減③県のインバウンド観光と連動した外国人客(台湾、韓国、中国)の増加-が挙げられるという。

 下地局長は「県が東アジア地域をターゲットとした外国人客の増加に成功したのと同じく、宮古はとりわけ韓国からの誘客に力を入れている。また、FDA(フジドリームエアラインズ)のチャーター便も12月から3月までに54便就航することが決まっており、このペースを維持すれば、近い将来50万人台突破も狙えそうだ」と話した。県の入域観光客増は、円安の影響などで外国人客が61・1%増の82万8800人と過去最高を記録し全体を押し上げたことなどが要因だ。


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