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政治・行政 社会・全般
2015年2月4日(水)9:00

崖下ごみの撤去に着手/城辺友利

大量の不法投棄を確認/投棄者特定、市が指導へ


崖下に積み重なった大量のごみをかき出して撤去する作業員ら=3日、城辺友利

崖下に積み重なった大量のごみをかき出して撤去する作業員ら=3日、城辺友利

 海岸線の崖下に不法投棄されたごみの撤去作業が始まっている。対象現場は城辺の海岸線3カ所で、ごみの量は推定1350㌧。現在作業を行っている城辺友利の海岸線崖下には大量のごみが散乱しており、長年にわたって投棄されてきた形跡がくっきりと残されている。市は複数の投棄者の氏名と住所を特定、呼び出して指導する方針だ。

 市の不法投棄ごみは1350㌧で、県の全体量に占める割合は59・1%と最も高い。過去には県全体の80%以上を占めたが、一括交付金を活用して撤去し、今の水準まで下げた。

 崖下にある残り1350㌧のごみの撤去費用は市が単費を投入して予算化。2250万円を投じ、「不法投棄県内ワースト」の汚名返上に乗り出している。

 城辺友利の海岸線崖下にあるごみの撤去作業は昨年11月下旬に着手した。重機は入れないため人海戦術で対応するほかなく、当初は作業員が崖下に下りるルートを確保したり、ごみの運搬方法を考案したりする調査に時間を要した。

 作業員が実際に崖下に下りると、ごみの量は想定以上だった。農業用ビニールをはじめ冷蔵庫や電子レンジといった家電、解体工事現場から出たと思われる廃材ほか、廃タイヤ、空き缶や空き瓶、一般家庭ごみも山のように出てきた。牛やヤギの死体まであった。
 大量のごみは積み重ねられており、長年にわたって投棄されてきたことが一目で分かる状態だ。

 作業員は崖下に下り、足を滑らさないよう慎重な作業でごみを少しずつかき出している。ごみを大きな袋にまとめると崖の上にいる作業員と無線で連絡を取り合い、クレーンでつり上げる作業を繰り返している。

 城辺友利のほか崖下のごみは残り2カ所。現場はいずれも保良地区で、これら3カ所のごみの撤去は3月末までに終える。

 市は「ごみの不法投棄は犯罪」と警告しており、違反者には毅然とした態度で対応する方針だ。

 不法投棄は、廃棄物の処理および清掃に関する法律で禁じられており、不法投棄を行った者は5年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金が科される。法人が不法投棄した場合は3億円以下の罰金となる。


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