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教育・文化
2015年2月19日(木)9:00

渡慶次さんの大臣賞たたえる/優秀教職員表彰

宮高教員有志が祝賀会


文科省大臣表彰を祝す花束の贈呈を受けて笑顔を見せる渡慶次晃さん=14日、市内レストラン

文科省大臣表彰を祝す花束の贈呈を受けて笑顔を見せる渡慶次晃さん=14日、市内レストラン

 優秀教職員として文科省大臣表彰を受賞した宮古高校教諭の渡慶次晃さんを祝う会がこのほど、市内レストランで開かれた。学校やスポーツ団体から関係者多数が参加し、文科省表彰を祝いつつ渡慶次さんの指導力をたたえた。重量挙げ競技で同校生徒を全国優勝に導いた渡慶次さんは「多くの出会いに恵まれて今の自分がある」と感謝。「これからも自分にできることを続けていく」と語った。

 祝賀会は同校の教員有志が主催。自校、他校を問わず多くの関係者が出席して文科省大臣表彰を祝した。

 本村博之校長は「渡慶次先生は賞に値する人物。生徒だけでなく他の多くの先生方にとっても目指すべき人物像だ」と評価し「彼の授業や指導には必ず創意工夫がある。生徒を良い方向に導いてくれた渡慶次先生に感謝したい」と話した。

 会では、渡慶次さんの学校での活動を取り上げたDVDの上映や母親のメッセージを会場に流すサプライズ演出などもあって大きな盛り上がりを見せた。

 多くの祝福に渡慶次さんは「先生方との出会いが大きかった」と話し、中でも同じ宮高で働く体育教諭の情熱と指導力に刺激を受けたと振り返った。「このような先生方との関わりの中に今の自分がいる」と話して感謝を込めた。

 その上で「部活動は、生徒と関わる時間をいかに多く持つかということに尽きる。どんなに少しの時間でも生徒と接する機会を大切にしたい」と話し、指導力の向上に向けてさらに精進する決意を示した。

 渡慶次さんは2011年に宮高に着任。ウエートリフティング部を創部し、その指導力と体育振興への貢献が認められ、文科省大臣表彰を受賞している。


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