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社会・全般
2015年3月2日(月)9:00

異常所見者は35%

職場定期検診アンケ結果/労基署発表

 宮古労働基準監督署(南隆功署長)は27日、職場定期検診を受けた労働者を対象に2014年6月と11月に実施した「健康づくりアンケート」の集計結果を発表した。それによると、回答者1043人のうち健診の項目に異常の所見がある人は366人(35%)で、そのうち保健指導を受けた人は155人と42%にとどまっていることが分かった。

 異常所見があった人を年代別に見ると、60歳代が最も高く51%、次いで50歳代の45%、40歳代41%となっている。男性で異常所見が最も多く見られた項目は血圧で20%、次いで肝機能が18%。女性は貧血が最も多く19%、次いで血圧の13%だった。

 異常所見があった人で保健指導を受けた人の割合は42%で、前年の29%から13ポイント上昇したものの、半数に満たない低水準にとどまった。

 「1カ月80時間を超える時間外・休日労働を行っている」と回答したのは全体の8%に当たる84人で前年の6%から2ポイント増加。「職場でメンタルヘルス対策が利用できる」と答えたのは7%(69人)で前年の14%から半減となった。

 喫煙率は36%で、男女別に見ると男性が44%と高く、女性は16%。1日当たりの喫煙本数は平均19・8本で、男性は20・9本、女性は11・9本。喫煙者のうち「受動喫煙について認識がある」と答えたのは52%で、約半数は受動喫煙の認識がないことが明らかになった。

 飲酒について週4日以上飲酒すると答えた割合は21%で、男女別に見ると男性は25%、女性は11%だった。宮古福祉保健所のアルコール換算で60㌘以上の多量飲酒をしている人は全体で49%で前年の21%から28ポイント増加した。


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