12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
政治・行政
2015年3月13日(金)9:00

新食肉センター 来年4月供用開始

市が関連予算を計上/市議会経済工務委員会
総事業費10億5000万円


15年度一般会計予算案を審査する経済工務委員会=12日、市役所平良庁舎

15年度一般会計予算案を審査する経済工務委員会=12日、市役所平良庁舎

 新食肉センターの建設事業が本格化する。宮古島市が2015年度当初予算案に関連経費として6600万円を計上、議会の同意を経て着工の運びだ。年度内に施設を完成させ、来年4月には供用を開始する方向で計画を進める。建設場所は上野野原。約10億5000万円を投じる事業が動き出す。12日の市議会経済工務委員会の中で市当局が計画の一部を説明した。

 新食肉センターは、離島畜産活性化施設整備事業を活用して建設する。事業費の9割は補助、1割が自己負担だが、この1割分を市とJAが折半する。

 補助事業の関係上、15年度内に施設を完成させなければならないことから関連予算の計上となった。

 市が計上した6600万円は補助以外の関連経費を含んでいる。12日に開かれた経済工務委員会で反対意見はなかったが、一部の委員が建設地の関係で説明を求めた。担当課は「公聴会などを開いて準備を進めてきた」と理解を求めた。

 現食肉センターは築30年以上が経過しており、施設の老朽化が激しい。修繕費がかさんで経営を圧迫しているほか、消費者に安全で安心な食肉を安定供給する観点からも新施設の建設が急務となっている。

 市は同じ畜産関連費として、今年10月に宮古島で開催される県畜産共進会の実行委員会負担金740万円を計上している。

 経済工務委員会では、このほかの予算案についても当局との質疑を通して審査を進めた。一般会計当初予算案の採決は16日に行う。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!