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2015年5月4日(月)9:00

19頭のヤギが決闘/多良間島ピンダアース大会

激しく角ぶつけ合い


角を激しくぶつけ合うピンダアース大会=3日、多良間

角を激しくぶつけ合うピンダアース大会=3日、多良間

 【多良間】第10回多良間島ピンダアース大会(主催・村観光協会、村山羊生産組合)が3日、村夢パティオたらま南側の多目的広場で開かれた。住民や観光客らが訪れ、角の激しいぶつけ合い、角を絡めて押し合う闘いに熱い声援を送り、歓声を上げていた。

 多良間方言「ピンダアース」とは、ヤギとヤギが角をぶつけ合う決闘の意味。

 ピンダアースでは、軽量級(40~55㌔未満)6頭、中量級(55~70㌔未満)6頭、重量級(70㌔以上)7頭の計19頭が出場し、階級別にトーナメント形式で熱戦を展開した。

 飼い主らは「いけ、いけ」と声を張り上げ、ヤギの闘争心を鼓舞した。

 ヤギ同士が闘争心を出して高くジャンプし、角をぶつけ合うと、鈍い音が響いた。

 鳴き声大会では、子どもから大人までがヤギの鳴き声に挑戦した。子どもの部(15歳以下)は、下地健一郎君が優勝。大人の部(16歳以上)は、石垣市から参加した米盛博和さんが優勝を決めた。

 ふれあいコーナーでは、親子連れらがヤギを触るなど、楽しいひとときを過ごした。

 開会式で冨盛玄三副会長は「午前中の悪天候が気になっていたが、無事に開催できて良かった。最後まで楽しんでください」と激励した。

 沖縄本島から観戦に訪れた40代の女性は「今回で2回目となる。前回の大会は迫力がすごかったので、また見に来た」と大会のファンになった様子で語った。

 大会は、多良間村の特産である「多良間ピンダ」をPRし、「多良間ピンダ」のブランド化を進め、付加価値を高めることにより、ヤギ生産および観光振興を図るのが目的で開催されている。今大会の重量級では接戦となり、優勝2頭という異例の結果になった。

 結果は次の通り。
 【軽量級】優勝=メーテル号(野原康弘さん所有)
 【中量級】優勝=長山2号(下地雅晴さん所有)
 【重量級】優勝=ヤギハナ(清村隆男さん所有)、イケメン2号(奥平貞男さん所有)


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