12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
産業・経済
2015年6月20日(土)9:00

高温対策に万全を/マンゴー目揃え会

生産者が出荷規格を確認


目揃え会でマンゴーの出荷規格を確認する生産者=19日、JAおきなわ宮古地区本部ホール

目揃え会でマンゴーの出荷規格を確認する生産者=19日、JAおきなわ宮古地区本部ホール

 市マンゴー産地協議会主催の合同目揃え会が19日午後、JAおきなわ宮古地区本部ホールで行われ、約80人の生産者が出荷規格を確認した。県や市、JAの担当者は気温の上昇で日焼け果実の発生が懸念されるとし、ハウスの温度管理を徹底するよう呼び掛けた。

 JAの担当者がマンゴーの出荷規格表を使って果実の着色基準を紹介した。A品は7分着色以上とし、B品とC品の着色についてもカラーの資料を示して分かりやすく説明した。

 出荷に当たっては「果実にブルーム(白い粉)が残った状態で収穫するようにしてほしい」と勧めた。

 県の担当者は6~8月の栽培管理のポイントを説明した。急激な気温の上昇と強い陽光によって果実の肩口を中心に日焼けの発生が見られると報告。また、高温下では肥大が進まず、着色や糖度といった品質にも影響を及ぼすと指摘し、ハウス内の温度を35度以下に抑えるよう助言した。

 収穫のタイミングは「果実が鮮紅色に発色し始めたころが適期」とし、収穫した果実は涼しいところへ移すことや、タオルを敷いて切り口を下にして樹液を吸収させるよう促した。

 収穫を終えたら、翌年の開花のために▽ビニールを除去してハウス内を涼しくして雨にあてる▽肥料を入れてかん水する▽果軸を取る▽新芽を守る-などとする栽培管理を紹介した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!