12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
社会・全般
2015年7月10日(金)9:00

「焼却灰で覆土の可能性」/不法投棄ごみ残存問題

野党連絡会が調査へ


野党連絡会のメンバーが会見で不法投棄ごみ残存問題で今後も独自に調査を行うことを報告した=8日、市役所平良庁舎

野党連絡会のメンバーが会見で不法投棄ごみ残存問題で今後も独自に調査を行うことを報告した=8日、市役所平良庁舎

 市議会野党連絡会(新城元吉会長)は8日、市議会6月定例会で問題となった城辺保良地区などの崖下3カ所の不法投棄ごみ残存問題に関連して、今後独自に調査を実施していくことを報告した。そのうち市が4月の「不法投棄ゼロ宣言」の際にマスコミに示した城辺友利の不法投棄現場写真について撤去当時と現在の写真を示しながら「この場所は当時と現在とで全然状況が違う。残ったごみの上に覆土したと思われ、雨でその土の下からごみが見えてきている。さらにその土は産業廃棄物処分場から出た焼却灰を入れている可能性もある」との見解を示した。

 一般質問でこの問題を取り上げた亀浜玲子氏は、友利の現場について「この場所に残っているごみには瓶が熱で溶けてねじれたようなものも多いので今後、焼却灰の可能性を含め調べる必要がある」と述べた。

 また、同処理現場の撤去作業について「まず本当に撤去したのか、そのまま放置しているのかを確認しないといけないし、クリーンセンターにおける請負業者の水増し計量と指摘されている問題についても市側からその計量票は虫食い状態で正確な情報が担当課からなかなか示されていないのでこの事業における計量についてもしっかり調べる必要がある」との見解を示した。

 そのほかにも「この事業は市の一般財源2300万円をかけて実施しているが、設計書と委託料と事業の予算化は整合性があったかをということを調べる必要がある」とし、見積もり、設計、契約内容の全容解明を目指すとしている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!