04/28
2024
Sun
旧暦:3月19日 先負 辛 
イベント
2015年7月14日(火)9:03

干潟に歓声響く/サニツ浜カーニバル

綱引きなど大盛況


ぬかるんだ足場をものともせず全力で綱を引く選手たち=12日、与那覇サニツ浜

ぬかるんだ足場をものともせず全力で綱を引く選手たち=12日、与那覇サニツ浜

 干潟の祭典「第25回サニツ浜カーニバル」(主催・宮古島市など)が12日、下地の与那覇湾、通称サニツ浜で開かれた。約700㌶の広大な干潟を舞台に、恒例の綱引きや宮古角力、10人11脚などの競技が行われ、家族連れや観光客らが青空の下で楽しい夏の一日を過ごした。開会式では下地小学校6年の岸本彩美さんと加賀政宗君が力強い選手宣誓を行い、祭典は幕開けした。

 今回は、恒例の浜競馬は開催されなかったものの、綱引き、人間輓馬、水中駅伝、ビーチドッチボールなどの多彩な競技で盛り上がった。

 また、サニツ浜ふれあい広場の土俵で行われた宮古角力は、今年も「全琉大会」と位置付けられ、久米島や北大東島、沖縄本島から多くの選手が参加。熱戦を繰り広げた。

 干潟競技は綱引きで幕開け。男女それぞれが、力強い試合を展開すると、会場から大きな拍手が送られた。

 さらに、人間輓馬や10人11脚では、全員で息を合わせてゴールを目指した。レース途中で転んで、砂まみれになった選手たちが続出すると、干潟には大きな来場者の笑い声が響いた。

 そのほかにも、コアマモ植え付け体験や、宝探し、乗馬体験なども行われ子供たちは干潟が育む生命の神秘と、身近な自然を大切にすることを学んだ。

 競技に先立ち行われた開会式では大会長の下地敏彦市長が「ラムサール条約に登録されたこの広大な与那覇湾で人間輓馬、ビーチドッチボール、綱引きなどの競技を楽しみながら『干潟の祭典』を十分に満喫することを願っている」とあいさつした。



記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月21日(日)8:54
8:54

「宮古横丁」がプレオープン/観光スポットに期待

ホテルアートアベニュー 平良西里にあるホテルアートアベニュー(旧ホテル共和別館)の1階に、タイ料理など7店舗が入る「宮古横丁」が19日、プレオープンした。経済団体や観光団体など関係者らが盛大に開業を祝った。

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!