04/29
2024
Mon
旧暦:3月21日 大安 癸 
社会・全般
2015年8月5日(水)9:03

事業所対象に説明会/社労士の堀下氏

マイナンバー制度で商工会議所


堀下氏の話を聞く参加者たち=4日、宮古島商工会議所

堀下氏の話を聞く参加者たち=4日、宮古島商工会議所

 宮古島商工会議所主催のマイナンバー制度説明会が4日、同会議所で開かれた。社会保険労務士の堀下和紀氏が「マイナンバー制度の企業対応」をテーマに、2016年1月から社会保障や税務関係の手続きで必要となるマイナンバーの仕組みや留意点、事業所が行うべき手続きや対応などを紹介した。

 マイナンバーとは、国内の全住民一人一人に割り振られる12桁の番号で、社会保障と税務、災害対策関係の手続き時に必要となる。

 説明会には市内の事業所から事務手続きを担当する従業員など約30人が参加した。掘下氏は、マイナンバー制度について、今年10月から住民票を置く市町村から登録住所に、番号を記した通知カードと、身分証明書などとして使える個人番号カードの申請書などが簡易書留で送付されることを説明。宮古島市に住民票がない従業員がいる場合には、10月までに住民票を移させるよう呼び掛けた。

 事業所は社会保険や税務手続きの際、従業員とその扶養者のマイナンバーの記入が必要となることから、事前にナンバーを聞いておく必要があることを指摘する堀下氏。情報を流出させない管理が必要であり、第三者に管理を委託する場合でも委託元が監視、監督する必要があるとして注意を促した。

 情報を漏えいさせてしまった場合のリスクとしては、①刑事罰②民事罰③社会的制裁-の3点があることを示し、事前に対策を講じる必要性を訴えた。

 参加者たちは堀下氏の話を熱心に聞き入っていた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月28日(日)9:00
9:00

7269人が地下ダム学ぶ/23年度資料館来館者数

市地下ダム資料館(城辺福里)のまとめによると2023年度来館者数は7269人で、前年度の6706人と比べて563人増加した。新型コロナウイルス感染症の発生以前の19年度の来館者7743人と比較すると94%まで回復している。来館者はリピーターが多く、島外に住む市…

2024年4月28日(日)9:00
9:00

成田-下地島が運航再開/ジェットスター

ジェットスター・ジャパン(GK)は27日、成田-下地島路線の運航を再開した。昨年10月に運休して以来約6カ月ぶり。使用機材はエアバスA320。運賃は片道7490円~5万1390円。再開初日は大型連休スタートとあって多くの観光客らが下地島空港に降り立った。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!