12/13
2025
Sat
旧暦:10月24日 先負 丙 
社会・全般
2015年8月12日(水)9:03

島の魅力、再認識して

下地暁さん 新作「宮古世」発売


新作アルバム「宮古世~唄霊~」のCDを手にする下地暁さん=11日、平良西里・ラグーンミュージック

新作アルバム「宮古世~唄霊~」のCDを手にする下地暁さん=11日、平良西里・ラグーンミュージック

 宮古島出身のアイランダーアーティスト、下地暁さんが新作CDアルバム「宮古世(ミャークユー)~唄霊~」を発売した。前回アルバム「Myahk(ミャーク)」の続編で、現代音楽とクラシックなポップス要素、伝統的な民謡を織り交ぜた斬新なサウンドで創り上げた。下地さんは「島は以前と比べ、様変わりしつつある。新作はもう一度、自分の足元を見つめ直すというメッセージを込めた。歌を通して島の魅力を再認識してほしい」とPRしている。

 新作は、オリジナルと島唄それぞれ6曲ずつの計12曲を収録。宮古島のことわざを歌詞にした「ウヤキあぁぐ」、宮古神社の太鼓と鈴の音を盛り込んだという「伊良部とうがに」など、下地さんの島を思う気持ちが伝わってくる。

 プロデューサーは、ホイットニー・ヒューストンや坂本龍一、宇多田ヒカルなどの一流アーティストの作品を手掛けたGoh Hotoda(ゴウ・ホトダ)。角松敏生や小林信吾、フィリップ・セスら6人が編曲者として携わっている。

 地元からは西原コーラスゆりの会、みやこ少年少女合唱団がコーラスで参加している。

 「楽曲にはさまざまな人が携わっているが、根っこは宮古。宮古発信にこだわりたい」と下地さん。「CDがなかなか売れない時代だが、クオリティーの高いサウンドを作り続けていきたい」と語った。

 「宮古世」は定価2500円(税込み)。TSUTAYA沖縄宮古島店で販売している。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!