12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
教育・文化
2015年8月31日(月)9:01

子供たちが堂々と演技

劇団かなやらび初公演


「もうひとつのはしり星」を演じる劇団員たち=30日、マティダ市民劇場

「もうひとつのはしり星」を演じる劇団員たち=30日、マティダ市民劇場

 「宮古島市こども劇団」から「劇団かなやらび」となって最初の公演「もうひとつのはしり星~見上げてごらん夜の星を~」が30日、マティダ市民劇場であった。小学5年生から高校3年生までの劇団員22人が出演し、大勢の観客を前に宮古島の今と昔を舞台としたストーリーを堂々とした演技で表現した。



 同劇団は2012年に結成されたこども劇団の運営主体を市から劇団員父母会に移行する形で15年4月に発足。今回は設立記念公演と位置付け、上演された。


 上演作は、こども劇団時代の14年に制作されたオリジナル創作劇「はしり星にのって」(作・いずみ凛)のリメイク版。130年ぶりに流星群が見られる日、ウリガー(降り井)に偶然集まり、洞くつを通るうちに130年前の宮古島にタイムスリップしてしまった8人の少年少女が、人頭税下の厳しい生活の中で横暴な役人に苦しめられている村人を協力して助け、現代へ戻るまでを描いている。


 出演者たちは大きな会場に臆することなく、一人一人が自分の役を最後まで演じきると、観客からは盛大な拍手が贈られた。


 公演終了後、劇団員リーダーの池間真悟君(宮高2年)は「公演を終え感極まっている。今回は劇そのものの面白さを自分たちで表現しようとの思いで取り組んできた。満足できる結果で、全員がいちばん良い感じでできたと思う。かなやらびとして1回目の公演だったので、これを次につなげていきたい」と語った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!