12/13
2025
Sat
旧暦:10月24日 先負 丙 
教育・文化 社会・全般
2015年9月21日(月)9:06

きょうだい3人で舞う/八月踊り・仲筋

猛練習の成果披露


(左から)礼芽さん、由芽さん、一平君=20日、多良間

(左から)礼芽さん、由芽さん、一平君=20日、多良間

 【多良間】八月踊りが幕開けした仲筋地区の土原御願所では20日、若いきょうだい3人がそろって参加。各演目で華やかな踊りを披露した。

 きょうだいは大阪教育大学4年の長女・高江洲礼芽さん(22)、多良間中3年の二女・由芽さん(14)、同1年の長男・一平君(13)。地元では仲良しきょうだいで有名。今回は力を合わせてけいこに励んだ。

 礼芽さんと由芽さんは、琉球民謡の仲里節など3曲を演じた。息の合った踊りが観客を魅了した。

 礼芽さんは「きょうだい3人で出演できて、とても良かった。八月踊りを通じてきょうだいの絆はさらに深まった」と感想を話した。その上で「将来、また機会があれば3人で出演し、盛り上げたい」と笑顔を見せた。

 一平君は、姉2人の前で控えめ。「お姉さんたちと参加できて、一生の思い出になった」と少し照れながら語った。

 3人は、八月踊りの本番に向け、3週間前から猛特訓した。無事に初日の役割を成し遂げ、さわやかな表情を見せていた。

 八月踊り 本来の名称は「八月御願(うがん)」。毎年琉球王府に年貢を完納したことから各御願所で完納祝いの祭事が行われた。神前で踊りを奉納したのが始まりとも伝える。昔は、完納祝いを「皆納(かいのう)祝い」と称していた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!