12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
イベント
2015年9月24日(木)9:05

クイチャー祭り大盛況/宮古の里

出演500人が勇壮に踊る


約500人が出演して伝統のクイチャーを踊った=22日、宮古島リハビリ温泉病院クイチャー広場

約500人が出演して伝統のクイチャーを踊った=22日、宮古島リハビリ温泉病院クイチャー広場

 社会福祉法人祐愛会第30回宮古の里クイチャー祭りが22日、宮古島リハビリ温泉病院クイチャー広場で開催された。18団体から約500人が出演し、各地域で受け継がれてきた伝統のクイチャーなどを踊った。会場は最後まで出演者と観客の熱気に包まれた。

 毎年多くの出演者でにぎわう祭りは今年30回の節目を迎えた。広場に設置した特設会場は、出演者と多くの観客で埋め尽くされた。

 冒頭、宮古の里の砂川達雄施設長は「30回の節目を迎えることができて感激している」と、長年祭りを支えてきた出演者や関係者に感謝。その上で「保存されてきた伝統のクイチャーがここに集結する。18団体の総勢500人の出演者による勇壮なクイチャーを期待している」と述べた。

 祐愛会の奥原典一理事長は「これだけの人が参加してくれて主催者としてはうれしい限り。宮古各地から500人が参加する。日ごろの練習の成果と実力を発揮して踊り、この祭りを大いに盛り上げてほしい」と感謝を込めて話した。

 この後、上区獅子舞保存会による勇壮な獅子舞で祭りが幕開け。友利伝統芸能保存会、漲水クイチャー保存会、佐良浜ミャークヅツクイチャー保存会、川満棒踊り保存会と続いた。その他各地の団体も出演した。

 それぞれ地域に根付くクイチャーや伝統の芸能を舞台上で発表。足を踏みならし、手を頭上に上げて表情豊かに踊った。観客は各団体による優雅な踊りを堪能した。演目ごとに大きな拍手を送り、年に一度の盛大なクイチャー祭りを楽しんでいた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!