03/22
2026
Sun
旧暦:2月4日 大安 乙 
政治・行政 産業・経済
2015年9月29日(火)9:07

キビの塩害懸念/台風21号

市は除塩を呼び掛け/降水量少なく
裂傷、折損の被害なし


塩害を懸念しスプリンクラーを使って除塩を行うほ場が見られた=28日、宮古島市内

塩害を懸念しスプリンクラーを使って除塩を行うほ場が見られた=28日、宮古島市内

 宮古島市農林水産部(砂川一弘部長)は28日、台風21号の接近に伴う農林水産物の被害状況(速報値)を発表した。主な被害品目はサトウキビだが、強風による葉の裂傷や折損系はほぼ見られなかった。ただ、降水量が少ないため塩害が懸念される。市が除塩の徹底を呼び掛けている。気象台によると、29日以降の週間予報は晴れや曇りが続く。

 市農水部によると、サトウキビの被害額は560万円で、風による被害はないに等しい状況だ。オクラは被害率5・1%で約170万円の被害があった。

 サトウキビは、植え付けたばかりの新植夏植えの被害が懸念されたが、風による被害はほぼなかった。

 ただ、砂川部長は「雨が降らないために塩害が懸念される」と話し、海から吹き上げられた塩が葉に付着しており、除塩しなければ生育を阻害する可能性があることを指摘した。その上で「スプリンクラーを活用できる農家は早めに除塩をしてほしい」と促した。

 宮古島地方気象台によると、この台風に伴う降り始め(27日午前0時)から28日午後5時現在の各地の雨量は▽平良下里0・5㍉▽平良鏡原1・5㍉▽城辺新城0・5㍉▽下地島空港1㍉▽多良間6・5㍉-と宮古本島内においては雨がほとんどなかった。

 気象台は「先島諸島では29日まで荒れた天気が続く見込み」としているが、30日以降の週間予報の降水確率は10~30%と除塩に必要な雨量は期待できない。

 生産農家もこの状況を把握しており、28日の宮古本島では早くもスプリンクラーをフル回転させて除塩を行うほ場が見られた。

 市の2015-16年産サトウキビの生産量は前期並みの約30万㌧が見込まれている。今回の塩害が与える影響が懸念される。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2026年3月22日(日)9:00
9:00

シギラビーチで海開き/南西楽園リゾート

子供たちが稚魚300匹放流   南西楽園リゾート(髙橋洋二会長)は21日、シギラビーチで海開きイベントを開催した。ビーチクリーンの後、稚魚の放流体験、SUPやシーカヤックなどのマリンアクティビティの無料体験があり、地域住民や観光客でにぎわった。

2026年3月17日(火)9:00
9:00

島の魅力発信の「顔」求む/宮古島観光協

第52代観光アンバサダー募集開始   宮古島観光協会(吉井良介会長)は16日、同協会で記者会見し、第52代宮古島観光アンバサダーの募集を同日から開始すると発表した。応募資格は宮古島在住の20歳以上で、宮古島観光のPRに意欲のある人。任期は今夏より一年…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!