12/08
2025
Mon
旧暦:10月18日 先負 庚 大雪
教育・文化 社会・全般
2015年10月9日(金)9:03

ガサミ漁体験で歓声

名護小5年生が伊良部で民泊


マングローブガサミ漁を体験する子供たち=8日、伊良部南区

マングローブガサミ漁を体験する子供たち=8日、伊良部南区

 2015年度沖縄離島体験交流促進事業の一環で、名護市立名護小学校(渡久地義幸校長)5年生130人が7日、伊良部に2泊3日の民泊で来島。2日目8日は南区の入江でマングローブガサミ漁体験などを実施した。子供たちは、ガサミを通して自然の生態系の大切さを実感した。1月に伊良部大橋が開通した以降、伊良部で民泊を実施した小学校は今回で3校目。

 伊良部島での民泊と農業・漁業などの体験を通して交流し、離島の魅力・重要性・特殊性を認識してもらうとともに、沖縄本島と離島の交流促進によって、離島地域の活性化を図るのが目的で行われている。伊良部漁協が窓口となって受け入れ、民家28戸が民泊に協力した。

 この日の同体験では、講師にガサミの生態に詳しい吉浜崇浩さんが招かれ、分かりやすく指導した。吉浜さんは地域でガサミ養殖を行い県内外から注目されている。

 同体験後、参加者らはガサミみそ汁に舌鼓を打ち、子供たちは「美味しい」と歓声を上げていた。

 参加している山城サクラさんは「ガサミを見たのは初めてで、はさみが結構大きかったので驚いた」と感想を話し、ガサミみそ汁を味わって笑みをこぼした。 休憩をはさんで今度は「伊良部のおばあと交流・味噌作り体験」を実施した。

 名護小の岸本五穂子教頭を団長する民泊体験学習はきょう9日午後、市伊良部公民館で離島式を行い帰路に就く。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!