12/13
2025
Sat
旧暦:10月24日 先負 丙 
教育・文化 社会・全般
2010年10月23日(土)9:00

重り付け不便さ体感/鏡原小学校

バリアフリーに理解深める

体に重りを付けて歩行する児童たち=22日、宮古空港

体に重りを付けて歩行する児童たち=22日、宮古空港

 沖縄総合事務局主催のバリアフリー教室が22日、鏡原小学校や宮古空港で行われた。同校6年生28人が空港ターミナルで体に重りを付けて歩行したり、車いすを体験したりしながら、バリアフリーおよび高齢者や障害者にも優しい社会の形成に向けて認識を深めた。
 高齢社会の到来や障害を持つ人の社会参加を促進するため、建築物や道路、公共交通などでは「バリアフリー新法」に基づくバリアフリーの取り組みが全国で進んでいる。


 ただ、ハード面のバリアフリーだけでは高齢者や障害者がその個性と能力を十分に発揮する社会は実現できないことから、同事務局ではさまざまな人の不便さを自らの問題として認識する「心のバリアフリー」を推進。今回のバリアフリー教室もその一環で開いた。

 鏡原小学校の児童たちは、校内でバリアフリーに関する授業を受けた後、空港ターミナルに移動して車いす体験や高齢者疑似体験学習を行った。

 疑似体験では全身に重りを巻き付け、特殊眼鏡やヘッドホーンを使用して歩行した。児童たちはつえを使用してゆっくりと歩き、エスカレーターや階段を上りながら、お年寄りの不便さや気持ちを実体験した。
 豊里友一朗君は「とても重くておじいの気持ちが分かった。これからは自分ができることで世話をしたい」と疑似体験で学んだ成果と感想を話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!