12/13
2025
Sat
旧暦:10月24日 先負 丙 
社会・全般
2015年12月10日(木)9:03

高齢者向け整備必要/観光バリアフリー

事業者対象にセミナー


親川代表の講話を聞く参加者たち=9日、平良港ターミナルビル大研修室

親川代表の講話を聞く参加者たち=9日、平良港ターミナルビル大研修室

 観光事業者を対象とした「観光バリアフリーセミナー」(主催・県文化観光スポーツ部観光振興課)が9日、平良港ターミナルビル大研修室で開かれた。NPO法人バリアフリーネットワーク会議(事務局・沖縄市)の親川修代表が観光事業者に求められるバリアフリーについて講話した。

 親川代表は、35歳以上人口が20%を超える超高齢化社会を迎え、高齢者向けのサービスや商品が増加している現状を説明。観光地へ高齢者に来てもらうためにはバリアフリー化に取り組むことが必要と指摘した。

 高齢者は情報を得られないことでストレスを感じるとの考えを示し、白内障の高齢者には見えづらい色があり、白黒反転文字にすると見やすいことを紹介し、高齢者を迎える場合は注意するよう呼び掛けた。

 セミナーの中で宮古島在住の車いす利用者が、宮古島市の問題点としてノンステップバスが少なく、空港を通る路線で運行していないことなどを挙げた。

 講話終了後にはセミナー参加者たちが障害者疑似体験を行ったほか、高齢者、障害者受け入れ時に必要となる接遇や配慮の方法などを実際の場面を想定して体験した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!