05/06
2024
Mon
旧暦:3月28日 赤口 庚 
産業・経済
2015年12月16日(水)9:01

平均糖度は13・54度/沖糖宮古

操業1週間で9500㌧搬入


操業1週間を迎えた沖糖宮古工場。9500㌧の原料を搬入した=15日、下地上地

操業1週間を迎えた沖糖宮古工場。9500㌧の原料を搬入した=15日、下地上地

 沖縄製糖宮古工場の2015-16年期サトウキビ製糖操業は14日で開始1週間を迎えた。7日間の累計で9500㌧の原料(サトウキビ)を搬入し、平均糖度は13・54度だった。品質は基準糖度(13・1~14・3度)帯を維持しており、順調な滑り出しとなった。

 沖糖は今月8日に操業を開始。2期連続で年内に始めた。この7日間で1日平均1350㌧ほどの原料を搬入しているが、悪天候で機械刈りの原料が思うように入らず、目標の1950㌧には達していない。

 砂川玄悠専務は「天候が災いして、なかなか原料が入らない。機械刈りも手刈りも搬入のペースが落ちている状況だ」と話した。

 平均糖度は基準糖度帯を維持しており、雨が続く中での13・54度は上々。工場ではさらに低い糖度も予測の範囲内だったため「予想以上の品質」としている。

 糖度区分別構成比は基準糖度帯の原料が45・07%を占めている。14・4度以上の原料は22・43%、13・0度以下は32・50%だった。

 沖糖は今期、13万4000㌧の原料搬入量を見込んでいる。操業は来年2月末までを予定。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年5月3日(金)9:00
9:00

各施設で子供無料、半額 大型連休きょうから後半

児童福祉週間 きょう3日から大型連休の後半がスタートする。6日まで4連休となり、各空港は混雑するほか、島内各地の行楽地では観光客に加えて地元の家族連れらでにぎわいそうだ。 厚生労働省では、子どもや家庭、子どもの健やかな成長について国民全体で考えることを目的に毎…

2024年5月3日(金)9:00
9:00

大輪の花で歓迎/観光客の撮影スポットに

下地のヒマワリ 国道390号の与那覇湾上地護岸沿いに植えられたヒマワリの花が咲き誇り、通りを行き来する観光客の目を楽しませている。初夏の青空が広がった1日午後、心地よい風に揺れる黄色の大輪の花に誘われて、多くの観光客がヒマワリと一緒に記念撮影をする光景が広がっ…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!