12/06
2025
Sat
旧暦:10月16日 先勝 戊 
スポーツ
2016年1月6日(水)9:02

王座防衛「宮古の星」/ボクシング

比嘉大吾さんの快挙祝う


たる酒の鏡開きをする比嘉大吾さん(中央)と具志堅会長(左)ら=4日、市内飲食店

たる酒の鏡開きをする比嘉大吾さん(中央)と具志堅会長(左)ら=4日、市内飲食店

 WBCユース・世界フライ級タイトルマッチで初防衛に成功した宮古工業高校卒の比嘉大吾さんを祝う会が4日、市内飲食店で行われた。知人、友人のほか学校関係者、経済界の代表らが参加し「比嘉君は宮古の星だ」と祝福。「次はユースではない世界チャンピオンを狙え」と激励した。

 比嘉さんは昨年7月、敵地タイで行われたタイトルマッチを制し、ユース王座のタイトルを獲得。11月には初防衛に成功した。プロデビュー以降の戦績は8戦8勝(8KO)と無類の強さを内外に示している。

 祝賀会では、比嘉さんの恩師でもある下地恵茂さんが「具志堅(用高)会長の跡を継ぐカンムリワシとしてさらに羽ばたいてくれると思う」と比嘉さんの一層の活躍を期待した。

 乾杯の音頭を取った宮古島商工会議所の下地義治会頭は「比嘉君は宮古の誇りであり宮古の星」と手放しで王座防衛を祝福。具志堅会長には「じっくり育てて世界チャンピオンまで伸ばしてほしい」と求めた。

 多くの祝福に対し比嘉さんは「ユース世界チャンピオンになれたことは本当にうれしい。宮古に来てボクシングをしていなかったら今のぼくはない。支えてくれたすべての人に心から感謝したい」と話した。

 その上で「これが最終到達点ではないし、本当の世界チャンピオンにならないと意味がない。必ず達成したい」と意気込んだ。

 祝賀会に参加した具志堅会長は「とにかく強い。世界チャンピオンになる素質は十分ある。早ければ今年中にも世界戦を考えていきたい」と話し、比嘉さんのさらなる飛躍を期待した。

 比嘉さんは浦添市の仲西中から宮古工業に進学。元プロボクサーの知念健次さんの指導を受けて才能を開花させた。現在は白井・具志堅(用高)スポーツジムに所属している。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!