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産業・経済
2016年1月27日(水)9:05

今期の初荷570㌧出荷/宮糖城辺工場 

当初予定の12日遅れ


ベルトコンベヤーで船倉へ流し込まれる初荷の粗糖=26日、平良港第2ふ頭

ベルトコンベヤーで船倉へ流し込まれる初荷の粗糖=26日、平良港第2ふ頭

 今月6日に今期の製糖操業を開始した宮古製糖城辺工場は26日、サトウキビを原料に製造した粗糖(原料糖)を初出荷した。初荷は約570㌧で、今年2回目の出荷となる同社伊良部工場の730㌧とともに横浜に向けて出荷された。悪天候による収穫の遅れから当初予定より12日遅れの初出荷となった。

 今期は製糖操業開始後、降雨のためハーベスターによる収穫ができない日が多く、これまでの搬入された原料のうちハーベスターで収穫したものが約6000㌧だったのに対し、手刈りは約9000㌧だった。平均糖度は13・24度で基準糖度帯(13・1~14・3度)内の品質を維持している。

 初荷となる粗糖は、工場から大型トラックで平良港第2ふ頭へ次々と運ばれ、ベルトコンベヤーを通して貨物船の船倉へと流し込まれていった。

 宮古製糖の饒平名健二農務部長は「雨のため収穫が遅れ、出荷も遅れてしまったが、品質はこれからさらに良くなると思う」との考えを示した。粗糖の積み降ろし作業を担当する平良港運の砂川勝義社長は「農家が丹精を込めて育てた、大事な黄金の砂糖を安全輸送でしっかりと運びたい」と語った。


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