05/02
2024
Thu
旧暦:3月24日 友引 丙 
社会・全般
2016年3月4日(金)9:04

サンゴ分布密度・被度増加/市海中公園環境整備専門委

オニヒトデは1個体のみ確認


委員会では海域のサンゴ回復状況などが報告された=2日、平良港ターミナルビル

委員会では海域のサンゴ回復状況などが報告された=2日、平良港ターミナルビル

 2015年度市海中公園環境整備専門委員会(土屋誠委員長)が2日、平良港ターミナルビルで開かれた。同委員会事務局の市水産課梶原健次課長補佐は、海中公園周辺海域のサンゴ加入・回復経過について、2014年7月から翌15年7月までの調査で、サンゴは分布密度(群体数)、被度ともに増加していることが報告された。また、オニヒトデに関して15年4月17日から16年1月29日の間に行った調査では15年4月17日に10㌢のオニヒトデ1個体のみが確認されたことが報告された。サンゴ食巻き貝は、同公園前では1個体も確認されていない。



 新たに入ったサンゴが減らないようにするための「減耗抑制」として今後、オニヒトデなどの監視駆除、転石や藻類などの除去、サンゴのモニタリングなどを継続的に行う。


 委員会に先立ち、7人の委員に委嘱状が交付され、委員長に琉球大学の土屋誠名誉教授、副委員長に市農林水産部の砂川一弘部長を選任した。任期は2018年3月日まで。


 委員は次の通り。
 委員長=土屋誠(琉球大学名誉教授)▽副委員長=砂川一弘(市農林水産部長)▽委員=鹿熊信一郎(県海洋深層水研究所長)、鈴木豪(西海区水産研究所・亜熱帯研究センター研究員)、豊見山健児(宮古島海業管理センター社長)、新村一広(宮古島マリンリゾート協同組合長)、平良和彦(市観光課長)


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月28日(日)9:00
9:00

7269人が地下ダム学ぶ/23年度資料館来館者数

市地下ダム資料館(城辺福里)のまとめによると2023年度来館者数は7269人で、前年度の6706人と比べて563人増加した。新型コロナウイルス感染症の発生以前の19年度の来館者7743人と比較すると94%まで回復している。来館者はリピーターが多く、島外に住む市…

2024年4月28日(日)9:00
9:00

成田-下地島が運航再開/ジェットスター

ジェットスター・ジャパン(GK)は27日、成田-下地島路線の運航を再開した。昨年10月に運休して以来約6カ月ぶり。使用機材はエアバスA320。運賃は片道7490円~5万1390円。再開初日は大型連休スタートとあって多くの観光客らが下地島空港に降り立った。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!