04/28
2024
Sun
旧暦:3月20日 仏滅 壬 
スポーツ
2016年3月20日(日)9:03

陸上の基礎や技術指導/県身障者陸協主催

世界マスターズ金の譜久里氏


速く走るための足の動かし方を指導する譜久里氏(左)=19日、市総合体育館

速く走るための足の動かし方を指導する譜久里氏(左)=19日、市総合体育館

 健常者と障害者が一緒に陸上競技の基礎や技術などを学ぶ「MIX陸上クリニック宮古島」(主催・県身体障害者陸上競技協会)が19日、市総合体育館で開かれた。中学、高校生約30人と義足の男性1人が参加し、2015年世界マスターズ大会400㍍リレー金メダリストの譜久里武氏らから指導を受けた。

 同クリニックでは譜久里氏のほか、譜久里氏が代表を務める地域総合陸上スポーツクラブ「アスリート工房」のコーチスタッフと、今年の名古屋ウィメンズマラソンの車いす大会で2位に入賞した喜納翼氏が指導に当たった。

 譜久里氏は短距離を速く走るための足の動かし方として、片足が地面に接地する時にはもう一方の足の膝がすでに前へ出ている状態でなければならないと説明。腕振りは、スタート時には大きく振って勢いをつけ、スピードが出てからはコンパクトに振るようアドバイスした。

 さまざまある練習メニューを行う時、その練習の意味、狙いを知っておくことが重要と指摘する譜久里氏。「一つ一つのメニューに意味がある。漠然と取り組むのではなく目的を知って取り組むことで速い走りにつながる」と語った。

 クリニックの後半は短距離と跳躍のチームに分かれ指導が行われた。

 同クリニックは当初、市陸上競技場での開催を予定していたが、雨天のため会場を変更して実施された。

 きょう20日は市社会福祉協議会で午前11時から、譜久里氏や喜納氏らがパネラーを務め、地域スポーツ活動の取り組みをテーマに意見を交わすワークショップが開かれる。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月28日(日)9:00
9:00

7269人が地下ダム学ぶ/23年度資料館来館者数

市地下ダム資料館(城辺福里)のまとめによると2023年度来館者数は7269人で、前年度の6706人と比べて563人増加した。新型コロナウイルス感染症の発生以前の19年度の来館者7743人と比較すると94%まで回復している。来館者はリピーターが多く、島外に住む市…

2024年4月28日(日)9:00
9:00

成田-下地島が運航再開/ジェットスター

ジェットスター・ジャパン(GK)は27日、成田-下地島路線の運航を再開した。昨年10月に運休して以来約6カ月ぶり。使用機材はエアバスA320。運賃は片道7490円~5万1390円。再開初日は大型連休スタートとあって多くの観光客らが下地島空港に降り立った。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!