12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
スポーツ
2016年3月21日(月)9:04

地域スポーツで意見交換/県身障者陸協主催

世界マスターズ金の譜久里氏ら


ワークショップで意見を述べる(左から)譜久里氏、喜納氏、下地氏=20日、市社会福祉協議会平良支所

ワークショップで意見を述べる(左から)譜久里氏、喜納氏、下地氏=20日、市社会福祉協議会平良支所

 19日に開催された「MIX陸上クリニック宮古島」の関連行事としてワークショップ(主催・県身体障害者陸上競技協会)が20日、市社会福祉協議会平良支所で開かれた。2015年世界マスターズ陸上400㍍リレー金メダリストで「アスリート工房」代表の譜久里武氏らがパネリストを務め、地域スポーツ活動の取り組みをテーマに意見を交わした。

 ワークショップには譜久里氏のほか、今年の名古屋ウィメンズマラソンの車いす大会で2位に入賞した喜納翼氏と県身体障害者陸上競技協会事務局長の下地隆之氏がパネラーとして、佐良浜中学校教諭の西里太志氏が司会として参加した。

 譜久里氏は「アスリート工房」で身体障害者と健常者の合同イベントを定期的に開催していることを紹介。現在、県には陸上競技協会と身体障害者陸上競技協会があり、同じ競技を行っていても障害者と健常者で所属団体が異なるためにつながりがない状態となっている点を弊害として挙げ、「イベントを通して双方の交流を深めていきたい」と話した。

 下地氏は、身体障害者競技には多くの種目があるものの、各地域に十分に浸透していない現状を説明し「知られていない種目も多い。イベントを通して紹介し、地域で気軽に楽しめる環境を作りたい」と語った。

 喜納氏は、一般の陸上競技に比べ車いす陸上は装備などで費用が高く、経済的負担の大きさに今後への不安を感じていることを明かしながらも「頑張っていればいつか、誰かに協力してもらえるのではと思っている。今の環境でできるベストを尽くしていきたい」と語った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!