宮糖多良間工場が役場に寄贈

伊良皆村長（中央）に黒糖を寄贈した来間工場長（右から２人目）と関係者＝22日、村役場

　【多良間】宮古製糖多良間工場（来間春誠工場長）は22日、村役場を訪れ、今期製糖で出来上がったバラ糖、粉黒糖、成形糖の３種類（３ケース）を寄贈した。　来間工場長は「今年の製糖期で出来上がった黒糖です。美味しく味わってください」と寄贈した。

　伊良皆光夫村長は「日本一の黒糖作りお疲れさまです。多良間島の黒糖は日本一といわれるほどの人気です。これからも無事故、無災害で頑張ってください」と礼を述べた。贈られた黒糖は庁舎内での来客や、おやつに出される。

　来間工場長によると操業開始時点で、精糖は３月末を予定していたが、今年の多良間島は雨天が続きハーベスターの稼働、農家の作業が出来ない状態が続いた。

　操業終了は４月25日ごろを見込んでいるため、来間工場長は「サトウキビ農家には、製糖期間が長期になるが頑張ってほしい」と述べた。