12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
政治・行政
2016年3月26日(土)9:03

議事録公開は審議会後/地下水審

市議会で請願書採択

 25日に行われた市議会3月定例会の最終本会議では、陸上自衛隊駐屯地建設事業計画が地下水に与える影響について審査する市地下水審議会の公開での審査と議事録の公表求める請願書について、審議し全会一致で採択された。

 今回の採択で、議事録は今後公表されることになったが、すでに結果の出ている学術部会の議事録も含め、同審議会のすべてのやり取りは同事業計画に対する審議会の結論が出た後になる可能性もある。

 同請願書について、仲間則人委員長は「公開審査」については、委員間の率直な意見交換等への影響を考慮して委員会では「公表は好ましくない」と判断した一方で、議事録の公表については「同審議会終了後、速やかに公表すべきである」との内容でまとまったことが示された。

 議事録の公表時期については、亀濱玲子氏が「私自身の理解では、すでに1回目の地下水審議会は終了し、学術部会も審議されて報告書も提出されているので、議事録ができているものについては公開とすると理解しているが」と質問した。

 これに対して仲間委員長は「委員会の中で議事録はすべての審査、審議会等の終了後に公表されるものと受け取っている」との見解を示した。

 議事録の公開について、同委員会の審査結果報告書では「今定例会の一般質問において下地敏彦市長から『地下水審議会および学術部会の結果については審議会の決定後、公表する』旨の答弁を得ているので同審議会終了後、速やかに公表されるよう地方自治法125条の規定により市長あてに送付する」としている。

 ただ、市長答弁は、審議会の「終了後」ではなく「決定後」としていることから、すべての議事録は同事業計画についての判断が下った後にしか公開されない可能性も秘めている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!