12/06
2025
Sat
旧暦:10月16日 先勝 戊 
産業・経済
2016年5月19日(木)9:03

融資額18億5500万円/15年度マル経・沖経資金

伊良部商工会は過去最高

 沖縄公庫宮古支店は18日、2015年度の融資実績を発表した。宮古島商工会議所、伊良部商工会が推薦する小規模事業者経営改善資金(マル経資金)及び沖縄雇用・経営基盤強化資金(沖経資金)を合わせた融資額は18億5500万円で、前年度(17億700万円)に比べ1億4800万円(8・6%)増加し高い水準となった。特に、伊良部商工会の「マル経資金」の融資実績(推薦実績)は、伊良部大橋開通に伴う資金需要の増加により、28件2億2200万円となり、前年度に比べ9件(47%)、金額にして7600万円(52%)それぞれ増加し、件数、金額ともに過去最高となった。同支店は昨年、「2015年度は伊良部大橋効果が出る」と予測したことが数字で明らかになった。

 同支店は、12年度に無担保、無保証の融資制度「沖経資金」が創設されたことで、「宮古地域に適した制度として実績が伸びている」と説明した。

 宮古島商工会議所のマル経資金と沖経資金の合計実績は、県内の四つの商工会議所の中ではトップという。

 沖縄雇用・経営基盤強化資金(沖経資金) 無担保、無保証の融資制度で沖縄公庫独自の制度。商工会議所または商工会の実施する経営強化指導を受けている特定規模事業者で、商工会議所会頭または商工会会長の推薦を受けたものが対象。資金使途は設備資金と運転資金で融資限度額は2000万円。

 小規模事業者経営改善資金(マル経資金) 小規模事業者の資金繰りを支援する制度で無担保、無保証、低利で融資が受けられる。融資上限額は2000万円。商工会議所、商工会の経営指導を受けていることが要件。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!