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産業・経済
2016年5月20日(金)9:03

子牛平均71万3000円/5月期肉用牛競り

前月比安も高値維持

 JAおきなわ宮古家畜市場の2016年5月期肉用牛競りが19日開かれ、子牛1頭平均価格は前月比4万3707円安の71万3238円だった。前月より下げているが、前年同月比では13万7560円高で、依然として70万円台の高値を維持している。平均キロ単価は2725円だった。全国的な素牛(子牛)不足に伴う高値取引が続いている。

 今月競りには子牛392頭が上場され、全頭の取引が成立した。平均体重は262㌔だった。

 性別の子牛1頭平均価格をみると、去勢が前月比4万6562円安の76万1993円(前年同月比14万7781円高)、雌は前月比4万275円安の64万6861円(同比12万5434円高)の取引だった。1頭当たりの最高価格は97万3080円(去勢)。

 性別平均キロ単価は去勢が2816円で前月より156円安。雌は同比185円安の2590円だった。

 販売額は子牛だけで2億8000万円。高値傾向を象徴する実績となった。

 16年の子牛価格は初競りから高値で推移。1頭平均価格は2月競りから4カ月連続で70万円台の高値取引が成立している。

 5月競りの成牛を含む上場頭数は442頭で、このうち440頭の取引が成立した。1頭平均価格は67万6679円、平均キロ単価は2396円だった。


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