12/14
2025
Sun
旧暦:10月25日 仏滅 丁 
産業・経済
2016年5月21日(土)9:01

県営公園早期着工を/県建設業協会宮古支部が要請

宮城部長(前方左)に要請書を手渡す長田支部長(同右)ら=20日、県庁

宮城部長(前方左)に要請書を手渡す長田支部長(同右)ら=20日、県庁

 【那覇支社】県建設業協会宮古支部の長田幸夫支部長や理事・監事ら15人は20日、県庁に宮城理土木建築部長を訪ね、宮古圏域での2016年度公共工事の拡大確保や支部会員の優先活用などを要請した。

 長田支部長は「伊良部大橋事業の終了で公共工事量が大幅に減少し、地域の雇用情勢の面からも新規事業の芽だしに早急な対策を講じてほしい」とした上で、①県営公園の早期着工②電線共同溝の範囲拡大③下地島空港早期利活用④支部会員の優先活用ーを求めた要請書を宮城部長に手渡した。

 その中で、「県営公園整備は観光振興や地域活性化につながる大型公共工事として、大きな期待が高まっている。また、下地島空港の利活用は圏域の雇用情勢や経済効果による地域の活性化が十分に見込まれる」と強調し、早期の実現を要望した。

 宮城部長は県営公園着工について「宮古広域公園の整備は現在、基本計画策定と環境アセスメントの配慮書の作成に取り組んでいる。引き続き基本計画をまとめて設計に入り、アセスメントの方法書へと着実に進めていき、できる限り早めに整備に取り組みたい」との考えを示した。

 電線共同溝の範囲拡大については、「いま国道390号バイパスと高野西里線これまでに平良城辺線や保良西里線、高野西里線(マクラム通り)で整備を進めている。今後も引き続き宮古地域の電線類地中化が着実に広げられるよう取り組みたい」と述べた。

 下地島空港利活用には「現状は提案された事業内容を精査し、提案者と調整している。庁内でも検討を行っており、もう少し時間は掛かるが一日でも早く事業を決定したい」と話した。

 支部会員の優先活用では、「県内企業への優先発注や県産品の優先使用を基本方針に、工事の規模や内容に応じて地元優先で進めている。大規模工事では可能な限り分離・分割発注を行い、共同企業体方式でも地元企業が参画できるよう十分に配慮する」と強調した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!