05/03
2024
Fri
旧暦:3月25日 先負 丁 
政治・行政
2016年6月15日(水)9:06

94.6%で過去最高/15年度市税徴収率

前年度比1.2ポイント増加/早期の滞納整理など奏功

 宮古島市の2015年度市税徴収率は94・6%と、前年度の93・4%を1・2ポイント上回り、徴収率の過去最高を更新した。下地敏彦市長らが13日、市役所平良庁舎で会見を開き、徴収実績を発表した。徴収率が伸びた主な要因として、下地市長は「コンビニ納税で利便性が向上したこともあるが、現年度課税分の滞納整理の早期着手や対応処分を徹底的に取り組んだことが徴収率アップにつながった」と説明した。

 市が15年度に市税全体で徴収すべき税額(調停額)は、51億545万3000円だったのに対し、収入済額は48億3019万6000円となった。

 徴収できていない収入未済額は、2億7525万7000円となっている。

 徴収率は、現年度課税分が0・58ポイント増の98・37%。滞納繰り越し分が5・62ポイント減の33・02%となった。

 各種税別に徴収率を見ると、市民税は前年度比0・84ポイント増の96・17%、固定資産税は1・61ポイント増の92・88%、軽自動車税は0・84ポイント増の91・78%でいずれも前年度を上回った。

 会見で下地市長は「宮古島市誕生から10年の間に徴収率は着実に伸びてきた。コンビニ納付の導入で買い物のついでに納付できるようになり、利便性が向上したことも大きい。さらに、職員の滞納整理に対する取り組みなども徴収率アップにつながった。今後も市民に納税の協力をお願いしたい」と述べた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年5月3日(金)9:00
9:00

各施設で子供無料、半額 大型連休きょうから後半

児童福祉週間 きょう3日から大型連休の後半がスタートする。6日まで4連休となり、各空港は混雑するほか、島内各地の行楽地では観光客に加えて地元の家族連れらでにぎわいそうだ。 厚生労働省では、子どもや家庭、子どもの健やかな成長について国民全体で考えることを目的に毎…

2024年5月3日(金)9:00
9:00

大輪の花で歓迎/観光客の撮影スポットに

下地のヒマワリ 国道390号の与那覇湾上地護岸沿いに植えられたヒマワリの花が咲き誇り、通りを行き来する観光客の目を楽しませている。初夏の青空が広がった1日午後、心地よい風に揺れる黄色の大輪の花に誘われて、多くの観光客がヒマワリと一緒に記念撮影をする光景が広がっ…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!