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社会・全般
2016年6月30日(木)9:05

方言カレンダーを製作/来間島大学が市教委に寄贈

宮國教育長(左)にカレンダーを手渡す砂川理事=29日、市役所城辺庁舎

宮國教育長(左)にカレンダーを手渡す砂川理事=29日、市役所城辺庁舎

 NPO法人来間島大学まなびやーはこのほど、宮古方言の日めくりカレンダー「心に響く宮古口(みゃーくふつ)カレンダー」を完成させた。同法人の砂川葉子理事が29日、市役所城辺庁舎に宮國博教育長を訪ね、カレンダー完成を報告するとともに、市内小学校全クラス分を寄贈した。

 同カレンダーは、方言の継承、習得の必要性を感じた同法人が教育現場や家庭で気軽に使える方言教材として、コザ信用金庫の「コザしん地域振興基金」の助成を受け製作した。

 製作に当たっては市内の小中学校や各地の公民館で標語やスローガンとして使われている宮古方言を調査し、40個の言葉を集めた後、その中から「スナカギ クガニ」(素直な心が宝)や「ンマリャーピトゥスマ スダッツアームムスマ」(生まれは一島 育つは百島)など31個を選び、1日に一つの宮古方言を紹介するカレンダーを完成させた。

 城辺庁舎教育長室を訪れた砂川理事は「宮古各地で使われている言葉を集めた。これが宮古方言での会話のきっかけになるとうれしい」と言ってカレンダーを贈った。宮國教育長は「宮古の言葉には良い言葉がたくさんある。カレンダーにすることで記録として残る。大変な仕事だったと思う。ありがとう」と謝意を伝えた。


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