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産業・経済
2016年7月9日(土)9:05

漢那組合長ら就任報告/伊良部漁協

市長、ウニ養殖を提案


下地市長(手前右)に就任あいさつする漢那組合長(手前左から2人目)=8日、市役所平良庁舎

下地市長(手前右)に就任あいさつする漢那組合長(手前左から2人目)=8日、市役所平良庁舎

 新役員で業務を執行する伊良部漁協の漢那一浩組合長ら6人が8日、市役所平良庁舎を訪ね、下地敏彦市長に就任あいさつを行った。下地市長は、就任を祝福した上で「伊良部漁協でウニ(シラヒゲウニ)を養殖してみたらどうか」と提案し、今後の取り組みに期待を込めた。

 新役員は、6月に開催された同漁協総会で、任期満了に伴う役員選挙で選出されていた。

 下地市長は「ウニ養殖には、ウニのえさとなる海藻ホンダワラが必要。ホンダワラ類の生息地はあるのか」と質問した。

 理事でカツオ一本釣り漁船・鰹節工場を経営する久高明人さんは「伊良部の白鳥崎海域には多く自生している」、理事で小型漁船船主の伊良波淳世さんは「八重干瀬でもホンダワラ類が生えている場所は確認している」とそれぞれ情報を提供した。

 漢那組合長は、市が今年度中に建設に着手する予定の伊良部漁協海業支援施設について触れ「総会では、新しい施設の建設工事は今年着工すると説明した。早めの着工をお願いしたい」と語った。これに対し、市水産課の平良恵栄課長は「県とも調整して進めている」と理解を求めた。

 理事で追い込み漁専門の国吉正雄さんは「カツオ一本釣りで活きえさとして使うグルクンの稚魚が、今年は例年以上に多い。今年のカツオ漁業は大漁しそうだ」と予想した。



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