免税店が新規開店/「MIYAKO PLAZA」
海外クルーズ客に対応
アジアからの観光客をターゲットとした免税店を全国で展開している「アレキサンダー・アンド・サン」(本社・東京、鄒積人社長)が8日、宮古島に免税店「MIYAKO PLAZA」をオープンさせた。初日午前にはオープニングセレモニーが行われ、関係者らが集いテープカットなどで開店を祝った。
同社は東京、大阪、愛知、福岡、北海道などで免税店を経営していて、「MIYAKO PLAZA」は国内10店舗目、県内では沖縄店(糸満市)に次いでの2店舗目となる。
サンエーショッピングタウン宮古の向かいにオープンした同店は中国、台湾などからの海外クルーズ船で来島する団体客をメーンターゲットとし、日本製の家電や腕時計、カメラ、化粧品や健康食品、薬などのほか、地元特産品なども販売している。売場面積は約360平方㍍。営業時間は原則、午前9時から午後6時で、クルーズ船入港日のみの営業を予定している。
セレモニーには鄒社長と同社の江春智最高顧問、下地敏彦市長、宮古島商工会議所の下地義治会頭、宮古島観光協会の豊見山健児会長らが出席。テープカットと鏡開きで開店を祝った。
鄒社長は「アジア諸国からの観光客に日本へ来た良い思い出になるような商品を販売し、成長していきたい」とした上で「宮古島の魅力を大いにアピールして、宮古島の発展とともに来島する観光客に喜んでもらえるよう最善を尽くしていきたい」と抱負を述べた。