05/03
2024
Fri
旧暦:3月24日 友引 丙 
産業・経済
2016年8月11日(木)9:06

カツオの大漁続く/佐良浜

7月は前年比3倍の130㌧


大漁でカツオの水揚げ量が増えている=10日、佐良浜漁港

大漁でカツオの水揚げ量が増えている=10日、佐良浜漁港

 伊良部漁協(漢那一浩組合長)所属のカツオ一本釣り漁船4隻の大漁が続いている。7月に水揚げした4隻の総漁獲量は約130㌧(暫定値)、前年同月比3倍に上り、販売高約3000万円が予想されている。各漁船の乗組員らは、ホクホクの表情を見せている。漢那組合長は「13日に10周年記念『パヤオの日まつり』を開催し、カツオやキハダマグロの幼魚シビは一本売りする。マグロ解体ショーもある」とアピールしている。

 カツオ一本釣り漁船は「八幸丸」「昇栄丸」「喜翁丸」「隆祥丸」。4隻は6月以降、大漁に恵まれている。6月の総漁獲量は約60㌧。8月1~10日までの総漁獲量は約20㌧を推移している。生カツオ・シビのほとんどの出荷先は島外の大型スーパー。新鮮な魚は買い物客らに大好評だ。

 大漁に伴い、3カ所のカツオ節加工場はフル稼働。解体・加工作業に追われている。

 13日の「パヤオまつり」(主催・宮古地区パヤオ管理運営委員会)は、佐良浜漁港内とその周辺広場で開催する。イベント時間は午前10時~午後2時まで。

 マグロ解体ショー、タッチプール、タマン放流体験、モズクつかみ取り、一本釣り模擬体験、冷凍庫内での南極体験などが計画されている。また会場一角では、カツオ一本売りや自慢の水産加工特産品などが直売される。

 漢那組合長は「親子連れの参加が毎年増えている。夏休み期間中なので、親子で祭りを楽しみ、新鮮な魚を味わってほしい」と呼び掛けている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月28日(日)9:00
9:00

7269人が地下ダム学ぶ/23年度資料館来館者数

市地下ダム資料館(城辺福里)のまとめによると2023年度来館者数は7269人で、前年度の6706人と比べて563人増加した。新型コロナウイルス感染症の発生以前の19年度の来館者7743人と比較すると94%まで回復している。来館者はリピーターが多く、島外に住む市…

2024年4月28日(日)9:00
9:00

成田-下地島が運航再開/ジェットスター

ジェットスター・ジャパン(GK)は27日、成田-下地島路線の運航を再開した。昨年10月に運休して以来約6カ月ぶり。使用機材はエアバスA320。運賃は片道7490円~5万1390円。再開初日は大型連休スタートとあって多くの観光客らが下地島空港に降り立った。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!