12/15
2025
Mon
旧暦:10月25日 仏滅 丁 
社会・全般
2016年8月16日(火)9:06

ご先祖様お帰りなさい

旧盆ンカイ 家族、親戚一堂に/健康と繁栄祈る


手を合わせ先祖に祈りをささげる伊良部さん家族=15日夜、平良西里の伊良部正子さん宅

手を合わせ先祖に祈りをささげる伊良部さん家族=15日夜、平良西里の伊良部正子さん宅

 旧盆初日の15日夜、市内の各家庭では亡くなった人たちの世界とされる後世(グソー)から先祖の霊を迎える「ンカイ(迎え)」が行われた。家族や親戚らが一堂に会し、さまざまな料理を供えた仏壇に手を合わせ、祖先に感謝するとともに、子孫繁栄や無病息災などを祈った。

 旧盆は旧暦7月13日から15日に行われるもので、今年は今月15日からの3日間に当たり、きょう16日が2日目の「ナカビ(中日)」、あす17日が最終日の「ウフイユー(送り日)」となる。

 平良西里の伊良部正子さん(76)宅では旧盆初日、子や孫らが集まると、玄関先で線香をたいて先祖の霊を迎え、仏壇に手を合わせた。正子さんは「今年、11番目の孫が産まれたのでその喜びを報告し、これも先祖が見守ってくれたおかげと礼を言った。旧盆の3日間は生きている私たちと(亡くなった)祖父や祖母、夫と気持ちを交わすことができる期間。また子や孫が皆、集まることで絆を深めることができるのもうれしい」との思いを述べた。

 孫の心優(こころ)さん(13)は「家族が幸せに暮らせることやテストで一番になれることなどを祈った」、同じく孫の時将君(11)は「(祖先には)普段からサッカーの試合の結果などを報告している。これから県大会出場が懸かる試合があるので、良い報告ができるよう県大会に出場できるよう頑張りたい」とそれぞれ語った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!