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社会・全般
2016年9月7日(水)9:02

宮古上布調査で来島/松本琉大教授ら

市長に目的など説明


下地市長(右)に来島目的などを説明する(左から)佐野氏と松本氏=6日、市長室

下地市長(右)に来島目的などを説明する(左から)佐野氏と松本氏=6日、市長室

 琉球大学教育学部教授の松本由香氏と奈良女子大学教授の佐野敏行氏が6日、宮古上布の調査などのため来島した。同日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね来島目的などを説明した。

 松本氏はこれまで佐野氏に指導を受けながらインドネシアのデザイナーについての研究を行ってきたが、昨年から沖縄の織物についての調査を国の研究予算で実施していて、今年6月にも来島し市伝統工芸品センターを見学していた。今回は糸績みや藍染めの体験、染料として使用される「多良間花」と呼ばれるべに花についての調査などを行う。

 市長室を訪れた松本氏は、6月の来島で、宮古では糸績み教室などが一般的に開催されるなど宮古上布を織るために必要不可欠な糸の重要性が生活に根付いていることを興味深く感じたことを紹介。今回は実際に糸績みなどを体験する予定であることなどを報告した。また調査の最終目標として、染め織りの良さを知らない子供たちにその良さを伝える家庭科教材の開発を挙げた。


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