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教育・文化
2016年9月30日(金)9:03

国家試験「工事担任者」に合格/宮工の狩俣君と下地君

「工事担任者」資格者証を手に喜ぶ(左から)狩俣君と下地君=29日、宮古工業高校

「工事担任者」資格者証を手に喜ぶ(左から)狩俣君と下地君=29日、宮古工業高校

 総務大臣の指定試験機関である日本データ通信協会が国家試験として実施する2016年度第1回工事担任者試験の合格発表がこのほどあり、宮古工業高校電気情報科2年の狩俣勝吏君がAI第3種、下地歩夢君がDD第3種にそれぞれ合格した。全国合格者のうち高校生の合格率は30%程度で、学校関係者らは2人の頑張りをたたえていた。

 「工事担任者」資格は、電気通信回線と端末設備などを接続するために必要な国家資格。

 資格種別では、AI第3種がアナログ電話および総合デジタル通信サービスに関わる端末設備などの接続を工事の範囲とする。

 一方、DD第3種がブロードバンド、インターネットなどデジタル伝送サービスに関わる端末設備などの接続を工事の範囲とする。

 工事担任者資格者証を手にした狩俣君は「合格できて、うれしい。合格できたのは祝祭日にも学校で指導してくれた先生のおかげ」、同じく下地君は「先生のおかげで合格できた」とそれぞれ感謝した。

 同席した棚原亮教諭は2人の合格を祝福した。

 伊志嶺秀行校長は「合格できたのは本人の努力とそれを支えて指導してくれた棚原先生のおかげ。感謝を忘れないで。今回の合格で自信とチャレンジ精神を強く持ち、第1種を目指して頑張ってほしい」と激励した。


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