12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
社会・全般
2016年10月8日(土)9:04

自然保護に決意新た/飛来する環境守ろう

サシバ保護パトロール出発式


「サシバが来る島の自然を守ろう」と決意を新たにした出発式=7日、市伊良部庁舎前

「サシバが来る島の自然を守ろう」と決意を新たにした出発式=7日、市伊良部庁舎前

 2016年度サシバ保護合同パトロール出発式が7日、市伊良部庁舎玄関前で行われた。県自然保護課、市環境衛生課、野鳥の会など関係機関が参加した。宮古島に本格的な秋の訪れを告げるサシバの渡りは、寒露のタカ渡りともいわれ、この時期に、繁殖地から宮古島などを中継して、越冬地に南下する。参加者はサシバが飛来する島の自然環境を守ろうと決意を新たにした。



 出発式で県自然保護課の古田さゆり主事が「この活動も今年で44年目を迎える。県もサシバが訪れるこの素晴らしい自然環境を次代に引き継ぐため各種施策を積極的に推進する」と金城賢課長のあいさつを代読した。


 伊良部中学校生徒会長の高志保聖羅さんは「きょうのパトロールでサシバ保護を多くの人に強く訴えたい」


 伊良部高校自然クラブ副部長の仲原祐希実さんは「島の自然環境を調査するために、楽しみながら活動し、学んでいきたい。そしていつまでもサシバが飛来する島であるよう、自然環境を守っていきたい」とそれぞれ活動への意気込みを語った。


 式後、宮古島署のパトカーを先頭に、島内を広報パレードし、サシバなど野鳥の保護を広報した。


 県自然保護課、伊良部中高等学校の生徒、宮古野鳥の会会員らが8~21日まで、市伊良部庁舎で飛来数のカウント調査を行う。宮古野鳥の会は16日午後3時からサシバ市民観察会を予定している。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!