05/04
2024
Sat
旧暦:3月26日 仏滅 戊 
社会・全般
2016年11月10日(木)9:06

園児が火の用心を訴え/秋の火災予防運動始まる

15日まで各種イベント


「火の用心のうた」を元気に歌いながら火災予防運動をアピールする園児たち。あいにくの雨でパレードは保育所内で行われた=9日、福里保育所

「火の用心のうた」を元気に歌いながら火災予防運動をアピールする園児たち。あいにくの雨でパレードは保育所内で行われた=9日、福里保育所

 「消しましょう その火その時その場所で」を統一標語にした秋の全国火災予防運動が9日から始まった。初日は、園児たちが拍子木を打ちながら火の用心を訴え。市消防本部は車両パレードを実施し、火災予防思想の普及啓発を行った。15日までの期間中、各地で火災予防を訴える各種イベントなどが行われる。

 運動の目的は、火災が発生しやすい時期を迎えるに当たり、火災予防思想の一層の普及を図るとともに、火災の発生を防止する。また、高齢者を中心とする死者の発生の減少や財産の損失を防ぐ。

 重点目標は▽住宅防火対策の推進▽放火火災防止対策の推進▽特定防火対象物等における防火安全対策の徹底▽製品火災の発生防止に向けた取り組みの推進▽多数の人が集合する催しに対する火災予防指導などの徹底-の5項目を掲げている。

 福里保育所(福里ます所長)の3~4歳児で構成する幼年防火クラブは、そろいの法被を着て、「火の用心のうた」を歌いながら同運動をアピールした。

 福里所長は「お父さんにはたばこの火を、お母さんにはガスの火に気を付けるように伝えてね」と語り掛けた。

 市消防本部の新里栄作警防補佐兼係長は「火の怖さを地域の皆さんやお父さん、お母さんに教えてください」と呼び掛けた。

 市消防本部では、はしご車など消防車両6台で宮古島一円をパレードし、地域住民への広報活動に務めた。

 運動期間中、防火対象物や危険物施設などに立ち入り調査を実施するほか、13日には防災フェアを開催。親子で救急処置、放水作業、救助体験などが行われる予定。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年5月3日(金)9:00
9:00

各施設で子供無料、半額 大型連休きょうから後半

児童福祉週間 きょう3日から大型連休の後半がスタートする。6日まで4連休となり、各空港は混雑するほか、島内各地の行楽地では観光客に加えて地元の家族連れらでにぎわいそうだ。 厚生労働省では、子どもや家庭、子どもの健やかな成長について国民全体で考えることを目的に毎…

2024年5月3日(金)9:00
9:00

大輪の花で歓迎/観光客の撮影スポットに

下地のヒマワリ 国道390号の与那覇湾上地護岸沿いに植えられたヒマワリの花が咲き誇り、通りを行き来する観光客の目を楽しませている。初夏の青空が広がった1日午後、心地よい風に揺れる黄色の大輪の花に誘われて、多くの観光客がヒマワリと一緒に記念撮影をする光景が広がっ…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!