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スポーツ
2016年11月16日(水)9:06

宮総実に推薦決定を報告/春の選抜高校野球

県高野連が「21世紀枠」候補で/部員5人から立て直す


21世紀枠推薦校の正式決定を喜ぶ主将の下里君(中央右)と副主将の池田理玖君(同左)=15日、宮古総合実業高校

21世紀枠推薦校の正式決定を喜ぶ主将の下里君(中央右)と副主将の池田理玖君(同左)=15日、宮古総合実業高校

 来年春に開催される第89回選抜高校野球大会(センバツ)の「21世紀枠」県候補に選出された宮古総合実業高校に15日、推薦校決定をたたえる表彰状が贈られた。主将の下里杏太君は「もし出場できるのであれば、全国制覇を目指したい」と決意を語った。21世紀枠は全国各地の高野連が推薦した学校の中から3校を選ぶ。最終発表は来年1月27日に行われる。

 春のセンバツ出場が懸かる先月の秋季大会。宮総実は準々決勝で美来工科に3-4で敗れた。

 この時点で一般推薦は消滅。21世紀枠も絶望的と思われたが、県高野連は8月の新人中央大会の地区大会を勝ち上がってきたことや秋季大会優勝校の美来工科を相手に善戦した戦力を高く評価。2013年夏には部員数わずか5人という状況に追い込まれながらも立て直した実績を「21世紀枠に最適」と判断した。

 県高野連の岩崎勝久副会長と又吉忠理事長が15日午後、宮総実を訪問して表彰状を贈り、推薦校に選ばれた栄誉をたたえた。

 岩崎副会長は「離島のハンディを抱えながらここまで頑張ってきた。全会一致で推薦校に決めた」と選考過程を語り、「秋季大会優勝校の美来工科を追い詰めた実力は本物。推薦校決定を励みに、さらに精進してほしい」と激励した。

 これを受け同校の本村博之校長は「推薦決定を本当に喜んでいる。部員5人というつらい時期を乗り越えてきた子どもたちのことを誇りに思う」とOBを含む野球部員を称賛。「日ごろの地道な取り組みが成果として表れた。さらに精進して頑張ってくれることを期待している」と話した。

 主将の下里君は「選ばれるとは思っていなかったので候補になったと聞いたときはうれしかった」と笑顔で話した。その上で「県の高野連に認められたことが何よりもうれしい。僕たちを見る周囲の目が変わると思うけど、これまで通りにしっかり練習したい」と充実した表情で話した。

 生徒と苦楽を共にしてきた神里正太監督は「どんなに苦しい状況のときも、辞めずに黙々と頑張ってきた生徒がすごい。野球部を支えたOB、地域のサポートが大きかった」と話す言葉に最大限の感謝を込めた。

 九州地区の推薦校は今月下旬に決まる予定。発表は来月16日。その後、全国9地区の推薦校の中からセンバツ出場3校を選ぶ。


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