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教育・文化
2016年12月20日(火)9:04

文武両道へさらにまい進/北中学校

創立40周年で式典、祝賀会


40年の歴史を振り返るとともにさらなる発展へ決意を新たにした記念式典=18日、北中体育館

40年の歴史を振り返るとともにさらなる発展へ決意を新たにした記念式典=18日、北中体育館

 北中学校創立40周年記念式典と祝賀会(主催・同記念事業期成会)が18日、同校で行われた。卒業生や在校生、教職員、歴代校長ら関係者多数が出席し、新たな歴史へ決意を示すとともに、文武両道にまい進する校風を継承していくことを誓い合った。

 同校は1976年に平良中から分離し、新設中としてスタートした。教訓の「自主、友愛、練磨の精神」の下、これまでに6984人の卒業生を送り出している。

 式典で同期成会の下地信輔会長は、生徒たちの学業と部活の文武両道の活躍をたたえた上で、指導、育成してきた教師、温かく見守ってくれた保護者らに感謝の意を表した。

 生徒会の糸数クララ会長は「40年間、喜びや悲しみなど数々の歴史が刻まれてきた」と述べ、「これからも北中の歴史と文化を受け継ぎ、新たな歴史をつくっていく」と決意を述べた。

 宮國博教育長は「文化やスポーツ面での目覚ましい活躍は、宮古の中学生に夢と希望を与えている」と称賛。校歌の一節「進む我らの行く手にはいつも新たな夢がある」を読み上げ、さらなる発展を呼び掛けた。

 宮古教育事務所の下地政昭所長は、文化やスポーツで県や九州などの各大会で上位入賞したことを挙げ、「学校と保護者、生徒たちが『チーム北中』として取り組んだ結果」とたたえた。

 宮国敏弘校長は、中国の思想家、孔子の「論語」や沖縄民謡の「てぃんさぐの花」の歌詞に込められた意味を紹介した上で「学校創立40年の不惑の年に、教育の不易と流行を見極め、保護者、地域、学校が一体となって教育にまい進することを誓う」と語った。

 最後は、同窓会の池間康会長の音頭で、出席者全員が「万歳三唱」をし式典を締めくくった。
 引き続き同会場で祝賀会が行われ、踊りや演奏、乾杯の音頭で大いに盛り上がった。

 会場には、生徒たちの活躍を示す数々の優勝旗を設置。県吹奏楽コンクールで金賞常連校の同校吹奏楽の演奏が荘厳な雰囲気を演出した。


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