12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
政治・行政
2017年1月8日(日)9:06

市長選告示まで1週間

4氏出馬へ混戦模様/事実上の選挙戦に突入

 任期満了に伴う宮古島市長選挙(22日投開票)は15日の告示まで1週間となった。保守、革新陣営ともに2氏が立候補を予定しており分裂選挙の可能性が高い。双方とも分裂回避と一本化調整に時間を要したため、かつてない超短期決選となる。事実上の選挙戦に突入しており、週明けには支持者らを最大動員しての総決起大会を開き、告示へとなだれ込む。

 市町村合併後、4度目の市長選。前回は無投票だったため、8年ぶりの選挙となる。

 立候補を予定しているのは保守系が、現職の下地敏彦氏(71)と、前市議会議長の真栄城徳彦氏(67)。

 革新勢力は、医師の下地晃氏(63)と、前県議の奥平一夫氏(67)。

 「市政継続」か「刷新」かが最大の争点で、陸上自衛隊配備計画でも論戦が繰り広げられる。

 4氏の後援会とも、各団体や労組、「有志会」などからの推薦状交付式を相次いで設定。勢力の拡大と結束などをアピールしている。

 保革とも、県議や市議、有力者が次々と支持する候補者を明らかにしており、複雑な対決構図が浮き彫りになっている。

 保守は自公路線の堅持をめぐって、革新系は翁長雄志知事の宮古入りが検討されるなど、各陣営ともにぎりぎりの駆け引きが展開されそうだ。

 支持者を結集して行われる総決起大会は、下地敏彦氏と奥平氏が11日に開催。下地晃氏は12日に、真栄城氏は13日にそれぞれ開く。

 各陣営とも選対本部長などの幹部クラスの人選作業に着手。各地で集会も開くなどして臨戦態勢を整えている。

 一方、市長選と同時に行われる市議会議員の補欠選挙(欠員2)にはこれまでに、「てぃだぬふぁ島の子の平和な未来をつくる会」共同代表の石嶺香織氏(36)、前市議の下地博盛氏(67)、元市職員の砂川和夫氏(62)、会社員の前里光健氏(34)、幸福実現党宮古島市地区代表の宮城隆氏(64)の5人が立候補を表明しており、市長選と同様、混戦模様となっている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!