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イベント 環境・エコ
2017年1月15日(日)9:03

生物の大切さ実感

さんごの海フェスタin宮古島


「あーまんシアター」ではぬいぐるみのウミヘビを紹介し子供たちを喜ばせた=14日、市総合博物館

「あーまんシアター」ではぬいぐるみのウミヘビを紹介し子供たちを喜ばせた=14日、市総合博物館

 さんごの海フェスタin宮古島(主催・県環境科学センター、共催・県自然保護課、市総合博物館)が14日午後、市総合博物館で開催された。親子連れが参加。子供たちは「あーまんシアター」などを通し、サンゴ礁が育む生態系や生き物などの大切さを実感した。

 県から環境科学センターが受託した事業。県サンゴ礁保全再生事業でのサンゴ群集再生の技術的成果を広く周知するとともに、県民へのサンゴ礁保全の推進を呼び掛けるのが目的。

 イベントは「見る」で「あーまんシアター」、「作る」で「いきものモビール作り」、「聞く」で「さんごトーク」を実施した。ユニークなイベントは関連付けて進められた。

 「あーまんシアター」では、講師の鹿谷麻夕さんとあーまんシアターの女性たちが参加。沖縄本島の方言「あーまん」は陸(おか)で生活するヤドカリの意味で、宮古の方言では「あまん」と呼んだりする。海の生き物をぬいぐるみで紹介した。

 ぬいぐるみではヤドカリやナマコ、マキガイ、カニ、タツノオトシゴ、ウミヘビ、クマノミ、イソギンチャク、ヒトデ、ウミガメなどをつくり、その生き物の生態を説明した。子供たちに生態の一部を質問すると、子供たちは正解を答えるなど、楽しいひとときを過ごした。

 「いきものモビール作り」では、ぐりもじゃ・サスケさんが講師を務め、終始楽しい雰囲気に包まれていた。

 一方、「さんごトーク」では、沖縄県立芸術大学准教授の藤田喜久さんによる講演のほか、宮古島海の環境ネットワーク、宮古島サンゴ礁ガイドのなかまたちの関係者によるトークが行われた。


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