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社会・全般
2017年2月1日(水)9:03

若者の「婚活」支援へ/出会い応援シンポジウム

離島地域の課題など確認


パネリストで参加した関係者ら=31日、県宮古合同庁舎

パネリストで参加した関係者ら=31日、県宮古合同庁舎

 おきなわ出会い応援シンポジウム(主催・県子ども生活福祉部青少年・子ども家庭課)が31日、県宮古合同庁舎で開催された。行政や宮古島観光協会、JAおきなわ宮古地区本部などの関係者らが参加。社会全体でできる出会い支援の必要性について理解を深めた。併せて県が提唱する安心して結婚・出産・子育てができる社会の構築に向けて取り組んでいく必要性を確認した。

 サブテーマは「あなたのサポートが沖縄の未来をつくる」。沖縄の人口は2020年前後にピークを迎え、減少に転じると予測されている。人口減少は、地域・社会の担い手の減少、現役世代の負担増加、経済・市場規模の縮小や経済成長率の低下など、広範かつ多大な影響を及ぼす深刻な問題。

 県では、14年3月に「沖縄県人口増加計画」を策定。自然増を拡大するための取り組みとして「婚姻率・出生率の向上」を位置付けている。

 一方、国立社会保障・人口問題研究所の「出生動向基本調査」では、少子化の大きな要因である未婚化・晩婚化の流れを変えるためには、若者同士の交流や出会いの機会を提供するなど、新たな施策を展開するよう提起している。

 今回のシンポジウムは、県内における若者同士の出会い支援と今後の継続的なフォローアップ体制の構築を図る取り組みの一環として開いた。

 NPO法人離島経済新聞社統括編集長の鯨本(いさもと)あつこさんが「全国の離島地域における出会い支援について その効果と課題」と題して基調講演した。

 鯨本さんは、伊豆諸島や五島列島で開催された婚活イベントの事例を説明した上で「島全体で婚活の空気をつくって支援し、地域全体で子育てすることの魅力を伝えることも重要」と強調した。

 また「イベントで使われた言葉の島ガール、島男子、島婚という表現も面白い。伊豆諸島の新島では『愛ターン島せんか?』という言葉遊びの宣伝もあった。」とユニークな表現を紹介した。

 パネルディスカッションでは、婚活アドバイザーの仲原和香乃さんがコーディネーターを務めた。パネリストは、鯨本さん、伊良皆光夫さん(多良間村長)、久貝順一さん(宮古島市企画政策部企画調整課長)、比嘉豪さん(JAおきなわ管理本部組織活性部調査役)、新里政作さん(宮古青年会議所理事長)の5人。

 このうち伊良皆さんは「多良間村としても出会いや婚活の場をつくっていきたいと思うが、小さな島社会の中ではなかなか踏み出せないのが実情である。人口対策では『できるものは何でもやる』という姿勢で取り組んでいる。今後ともあらゆる施策を展開したい」と決意を新たにした。

 比嘉さんは「『宮古島市まち・ひと・しごと総合戦略』の基本方針で、若者をはじめとした『ひと』の流入・定着などにより社会動態を均衡にし、『先』をみつめる島づくりを目指している」と強調した。


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