12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
政治・行政
2017年2月8日(水)9:06

北防波堤に400㍍岸壁整備/クルーズ拠点選定で

平良港港湾計画に追加/地方港湾審議会が承認


平良港港湾計画の一部変更について説明を聞く委員たち=7日、平良港ターミナルビル大研修室

平良港港湾計画の一部変更について説明を聞く委員たち=7日、平良港ターミナルビル大研修室

 2016年度第2回宮古島市地方港湾審議会が7日、平良港ターミナルビル大研修室で開かれた。平良港が国土交通省から「官民連携による国際クルーズ拠点」を形成する港湾に選定されたことに伴う平良港港湾計画の一部変更について協議を行い、漲水地区の北防波堤に400㍍の岸壁と1㌶のふ頭用地を整備することを計画に追加することなどを承認した。



 「官民連携による国際クルーズ拠点」とは、自治体とクルーズ船運航会社が連携して、自治体がクルーズ船受け入れ岸壁を、運航会社は旅客ターミナルビルを建設して国際クルーズ拠点を整備するもの。運航会社には岸壁の優先利用が認められる。


 宮古島市は、アジアや世界で半分のシェアを持つクルーズ会社グループの「カーニバル・コーポレーション&PLC」(カーニバル社)と連携。中国発着クルーズの主要拠点寄港地を目指すととともに、将来的には下地島空港の活用などを視野に、飛行機とクルーズ船を組み合わせた発着港へ発展させることを目標に掲げている。


 14万㌧級の船が接岸できる岸壁を整備する計画で、2020年の運用開始を目指し、初年度は寄港回数250回、26年には310回を目標に設定している。


 審議会では市港湾課の伊計盛之課長が、漲水地区北防波堤に水深10㍍、延長400㍍の岸壁と1㌶の旅客船用ふ頭用地、旅客船ふ頭から臨海道路荷川取線までを結ぶ2車線の道路を整備する新規計画の追加や、既定計画の設定よりクルーズ船の航路となる海域の水深を深くしたり幅員を広げるなどの港湾計画の一部変更案を説明した。


 協議の結果、計画の一部変更を全会一致で承認した。審議結果はあす9日、下地敏彦市長に答申される。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!