05/06
2024
Mon
旧暦:3月27日 大安 己 立夏
産業・経済
2017年2月11日(土)9:05

平均糖度は15・12度/沖糖宮古

操業1カ月 高品質取引続く


高品質取引が続いている沖縄製糖宮古工場。操業1カ月を迎えた=10日、下地上地

高品質取引が続いている沖縄製糖宮古工場。操業1カ月を迎えた=10日、下地上地

 沖縄製糖宮古工場の2016-17年期製糖操業は10日、開始から1カ月を迎えた。これまでに5万5137㌧の原料を搬入し、平均糖度は15・12度。基準糖度帯(13・1~14・3度)を大きく上回る高品質取引が続いている。

 10日現在の搬入概況によると、糖度区分別構成比は基準糖度帯以上の原料(サトウキビ)が全体の75・36%を占めている。糖度帯の原料は19・63%、基準以下はわずかに5・01%。

 高品質に伴い1㌧当たりの農家平均手取り額は2万3813円と高値。一層の品質上昇が期待される。

 沖糖宮古は、搬入量を上方修正する見通し。当初は15万250㌧を予想していたが16万㌧台に達する勢いがあるという。

 今期のサトウキビは気象条件に恵まれた。台風被害はほとんどなく、干ばつ被害も限定的。適度な降雨もあって前期の実績を上回ることが確実視されている。

 地区全体の当初生産見込み量は前期比1万8200㌧増の36万3320㌧。製糖工場別(沖糖を除く)では▽宮糖城辺12万6500㌧▽宮糖伊良部6万3820㌧▽宮糖多良間2万2750㌧-となっている。



記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年5月3日(金)9:00
9:00

各施設で子供無料、半額 大型連休きょうから後半

児童福祉週間 きょう3日から大型連休の後半がスタートする。6日まで4連休となり、各空港は混雑するほか、島内各地の行楽地では観光客に加えて地元の家族連れらでにぎわいそうだ。 厚生労働省では、子どもや家庭、子どもの健やかな成長について国民全体で考えることを目的に毎…

2024年5月3日(金)9:00
9:00

大輪の花で歓迎/観光客の撮影スポットに

下地のヒマワリ 国道390号の与那覇湾上地護岸沿いに植えられたヒマワリの花が咲き誇り、通りを行き来する観光客の目を楽しませている。初夏の青空が広がった1日午後、心地よい風に揺れる黄色の大輪の花に誘われて、多くの観光客がヒマワリと一緒に記念撮影をする光景が広がっ…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!