12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
産業・経済
2017年2月15日(水)9:02

連続最高賞に期待/キビ競作会

上里さんの畑で全刈り調査


全刈り調査でサトウキビの束を締める宮古地区代表の上里豊一さん=14日、平良荷川取

全刈り調査でサトウキビの束を締める宮古地区代表の上里豊一さん=14日、平良荷川取

 県さとうきび競作会の審査を兼ねる宮古地区サトウキビ優良事例全刈り調査が14日、平良荷川取の成川にある上里豊一さんの畑で行われた。上里さんは昨年の競作会(春植え部門)で1位を獲得し、最高の農林水産大臣賞を受賞。今年は株出し栽培で挑む。予備調査では反収が20㌧に達するなど成績は良い。2年連続の最高賞が期待される。結果発表は4月20日。

 全刈り調査には、県、宮古島市、製糖工場など関係団体から約60人が参加。5㌃分のサトウキビを手刈り作業で収穫した。

 上里さんが植えたサトウキビの品種は農林25号。春植え後に株を立てた。昨年12月の予備調査段階の反収は約20㌧、糖度は15度に到達しており、株出し栽培の実績としては質、量ともに最高水準の成績だ。

 全刈り調査では、茎の長さや重さ、太さを調査。節の数も調べた。株出しとは思えない出来に調査員らは感心しきりだった。

 上里さんのキビ栽培の基本は徹底した土づくり。たい肥や緑肥をふんだんに活用して地力向上に努めているという。全刈り調査で上里さんは「2年連続の宮古代表は名誉」と競作会への出品を喜び、「順調に伸びている」と刈り取ったキビの生育状態を誇った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!