12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
政治・行政
2017年3月1日(水)9:03

屈折はしご付消防車導入/市消防本部

きょうから運用開始


塀を避けて屋上から救助するデモンストレーションで汎用性を展示した=28日、宮古島市消防本部

塀を避けて屋上から救助するデモンストレーションで汎用性を展示した=28日、宮古島市消防本部

 宮古島市消防本部消防署(上原昭宏署長)は28日、はしごの途中から折り曲げることができる「屈折はしご付き消防自動車」を新たに導入したと発表した。新はしご車は1日から運用を開始する。

 新たに導入された車両は、これまでの直進式のはしご車よりもはしご自体は短いが、途中で屈折できるため、電線などの空中障害物や塀などを避けながら消火活動ができる。また、はしごの先端にあるバスケットが、地表よりも6㍍下に降下できるため、橋脚から河川、堤防から海面へなど、水難救助や崖下の救助にも能力を発揮する。

 上原署長は「管内は95%以上が、4階建て以下の建物。ほとんどの建物に対応できる。また、原野や畑の火災が全体の6~7割を占めているほど多い。そのような災害にも対応できる。汎用性が広いので、万が一の災害の時には幅広く対応できる」と述べた。

 1996年に導入された直進式はしご車は安全基準等の理由から、退役する。

 導入されたはしご車の価格は装備品や付属品、積載品を含め1億2517万2000円。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!